白馬鑓温泉スキー山行

まだら模様

ここ数年の恒例白馬方面の山スキー山行へ行ってきました。今日は、猿倉より鑓温泉までピストンして猿倉に泊まり、明日は長走沢から杓子尾根に上がり、追上沢を下降して白馬尻のほうへ回って、猿倉へ戻るというここ数年の定番コースの予定でした。

今日のみ日帰りで参加する人と、1泊して2日滑る人、あわせて13名で猿倉を出発。私は睡眠不足と二日酔いと数日前まで風邪をひいていた影響かすこぶる調子が悪く、鑓温泉までは無理だから小日向のコルあたりまでどうにか辿りつければいいかと弱気で歩いていたのですが、小日向のコルへの急登で酒が抜けたのか徐々に調子が出てきて、結局鑓温泉まで行くことが出来ました。

温泉に入ればよかったのですが、何かスキー靴を脱いだり履いたりするのが面倒で結局入りませんでした。まぁ、以前に何度か入っているのでいいかなと。

温泉で昼食を取って後はお楽しみの滑降です。しばらく前に降った雪がまだ解けずに白く残っている箇所と、融けてしまい古い黄砂の混じった汚れた雪の箇所がまだらになっているのですが、白い雪のところは湿雪でスキーが滑りません。茶色の部分は完全にザラメ化しているのですが、がたがたしています。結局どちらへ行っても難しいことにかわりはありません。それでも結構快適に楽しませていただきました。コルへ登り返してさらに猿倉台地へひと滑りして猿倉まで無事戻ってきました。

猿倉からいったん温泉に入るのに町まで下って、白馬八方温泉(500円)で汗を流します。その後、猿倉に戻ってテントを張ってキャンプしようかという頃になって雨がぽつぽつ落ちてきました。猿倉についた頃にはざぁざぁ降りで、テントを張るどころではありません。この調子では用実雨が上がっていても雪のコンディションは最悪でしょう。ということで、キャンプ中止してあっさり帰ってきました。

これで今年のスキーは終わりでしょうか。でも、まだ白馬方面は結構雪が残ってるんで、もう1回くらい行きたい気もします。