戸倉山登山と釣り

久々に普通の登山をしようということで、かみさんと糸魚川市の奥のほうの戸倉山へ。普通の登山と言いつつ、多少キノコ採りにも未練があるので、雪が少なくブナ林があるところという選択。:p)

車では入れるところまで入って、あとは遊歩道を歩いて、白池を目指します。ちゃんとしたアスファルト舗装の道路があるのですが、生態系の保全とかで車の乗り入れは禁止されているようです。で、素直にアスファルトの管理道路を歩いていけばよかったのですが、それも味気ないので管理道路とは別にある遊歩道を進みます。何本も遊歩道があるのですが、あとで看板に書いてある地図をみたところ、一番遠回りして行ったようです。まぁ、ある気に入っているのでいいのですが。遊歩道は「ブナの小径」と名付けられた気持いのいいブナ林の中の道。適度なアップダウンがあるので、冬にはクロカンスキーでもしにくると面白いかも。

ほどなく、白池に到着。池の向かいには雨飾山が聳え、それがそのまま池にも写っています。逆さ雨飾山ですね。池の畔の標識に導かれて、塩の道をたどると角間池に至ります。門間池からさらに塩の道を進むと大網峠に至るのですが、右に折れて戸倉山へ取り付きます。門間池のあたりで積雪5cmほど。雪が消えたところも多く、初冬といった風情ですが、小春日和のポカポカ陽気で全く寒くありません。戸倉山の登山道は取り付き以外は割に緩やかで、途中から尾根筋にルートを取るまではまったくもってのんき。まぁ、尾根にとりついてからもさほどの傾斜はないのですが。で、登り切るとあっさりと頂上。門間池から1時間もかかっていません。しかし、その山頂は360度の大展望で遮るもののないパノラマが展開します。頚城駒ケ岳、鬼ヶ面、鋸を始め、雨飾山などはすぐそばに。もう少し南に目をやれば、白馬岳方面の既に真っ白になった姿が見られます。

軽くおにぎりを食って下山。角間池まで下りてから、来年の偵察(何)のために、大網峠の様子を見に行きます。あたりはいいブナ林なのですが、やや細いためか、倒木が少ないようです。雪をかぶった僅かな倒木をよく見たらナメコ発見。5粒だけの収穫です。まぁ、傘開いたのでそれなりに体積はあるのですが。

大網峠の向こう側も少し見て、往路を戻ります。白池からは管理道路を歩きましたが、車を止めた駐車場まではすぐでした。

で、登山の後は海まで出て、漁港で釣りです。前回来たときは結構いいアジやカマスが釣れていたので、今回もそれらを釣ろうという目論見です。アジ釣りのために今回はサビキ仕掛けも用意してきました。

しかし、この間と違って釣れるアジが小さい。豆アジしか釣れません。他の人も同様なので豆アジしかいないのでしょう。その豆アジもあまり釣れません。夕方の時合いを釣れない豆アジ釣りに費やすのももったないので、ちょっと移動してショアジギングでフクラギを狙うことに。が、初めて入ったその場所は、浅くて根が多いようで、着水と同時くらいにいきなり根がかりなどします。結局、2度根掛かりして、2回目はPEラインから切れてしまったので終了。ほとんど釣りになりませんでした。

家に帰って、かみさんを車から下ろしてから、残ったアミエビこませの消費のために近所の漁港へ。1匹だけ20cmほどのアジが釣れましたが、あとはやはり豆アジでした。が、食いはよく、コマセが無くなるまでやっていたら100匹ほど釣ってしまいました。まぁ、小さいので食べたらすぐなくなりますけどね。

ということで、山と海を楽しんだ日曜日でした。

本家日記のほうに写真をアップしたので、合わせてどうぞ。