winkey.l
xyzzyは便利だが、emacsを触ったことのない生粋のwinユーザーには非常に取っ付きにくいところがある。その第一が、コピペなどのキーバインドだろう。私もコピペに慣れなくて挫折しかかったが、今はwinkey.lのおかげでなんとか使えるようになっている。winkey.lはxyzzyに標準装備されているので、使えるようにするのは簡単だ。しかし、".xyzzy"って何? という人には、これを組み込むのも至難の技かもしれない。
というわけで、winkey.lの組み込み方を書いてみるテスト。:p)
- 特に変わったことをしていなければ、xyzzy.exe があるディレクトリに .xyzzy というファイルを作る。
- しかし、windowsからは、.xyzzy という名前のファイルは作れないという罠があるので、xyzzyからこれを作る。
- xyzzyを立ち上げて、C-x C-f する。(ctrlキーを押しながら x キーを押して、さらにctrlキーを押しながら f キーを押す。
- 画面の一番下に"Find File: c:/bin/xyzzy/" みたいなのが出てくるので、xyzzy.exeがあるのとおなじディレクトリになるように続きを書くか、全然違うディレクトリを示しているようであれば書いてある文字列を消して、c:/bin/xyzzy/.xyzzy になるようにする。xyzzyをインストしたディレクトリが c:\Progaram Files\xyzzy なら、c:/Program files/xyzzy/.xyzzy かな。
- このとき、\(バックスラッシュ)と/(スラッシュ)を間違えるとだめ。
- 書いたらエンターキーを押すと、.xyzzyという名前のファイル(正確にはバッファ)が作られる。
- ここに、
と書く。(load-library "winkey")
- このファイルを保存して、xyzzyをいったん終了させて、再度起動する。
- これで、コピペ関連はwin風になっているはず。
- コピー
- C-c
- 切り取り
- C-x
- アンドゥ
- C-z
- ペースト
- C-v
これが不思議なことに、xyzzy標準のキーバインドとうまく共存できるようになっているので、至極便利です。
保存の C-x C-s はあきらめて覚えましょう。:p)