立山登山引率2回目

前回の某小学校の立山登山に引き続き、7月25日、26日と今季2度めの立山登山引率です。今度は前回とは違う小学校です。6年生全員を引率したのですが、子どもの数は7人と小人数でした。大人は先生や父兄などが6人。

初日は高所に慣れるために一気に室堂までに入らずに少しづつ高度を上げていきます。まずは美女平で一服。その後、大観台でも一服。さらに弥陀ヶ原でもバスを途中下車して、片道15分ほど歩いて立山カルデラを見学した後、弥陀ヶ原の遊歩道を1時間ほど散策したり、昼食をとったりして過ごしました。

そしていよいよ室堂入り。予定では自然保護センターを見学した後、室堂山荘に荷物をおいてからミクリガ池などを散策する予定でしたが、後半から天候が崩れる予報だったので先生に相談して、先にミクリガ池散策を行うことに。ミクリガ池のほとりに着いたときはすっかりガスの中で、池すら見えなかったのですが、日頃の行いがよいせいか、次第にガスが晴れてきました。閻魔台から今は立入禁止の地獄谷もよく見えました。

ターミナルに戻って自然保護センターを見学した後、室堂山荘へ移動。ちょっと小雨に降られましたが、大したことはありませんでした。

明けて26日。室堂山荘の前からは目の前に目指す雄山が見えるはずですが、ガスっていて中腹までしか見えません。雨が降っていませんでしたが。午前6時30分スタート。小人数なのでスムーズに進みます。雪渓も前回同様残っていますが、特に怖がる子どもなく無事通過。1時間で一ノ越に到着です。一ノ越はガスの中で、視界はあまりありません。そして前回同様風が強い。しかし、前回と違って今回は天候が回復する予報なので、それを信じて登山続行です。案の定、三の越に到着する頃にはガスも晴れて、日も差す結構いい天気になってきました。8時半雄山山頂到着。出発してからちょうど2時間です。

一服した後、大人1人500円だか払って頂上の峰本社に参拝。ここはかなりの強風でした。10mは楽に超えていたでしょう。寒い寒い。神主さんはご苦労様なことです。

下山にかかります。下から他の学校登山の団体がいくつも上がってくるのが見えます。一ノ越まじかですれ違いに若干もたつきましたが、たいして渋滞に巻き込まれることなく一の越まで下山完了。一ノ越は相変わらず、風が強く寒いのでもう少し下ったところで一服して昼食。室堂山荘に戻ったのは予定よりもかなり早くなってしまいました。あまり早く学校へ帰っても何かと都合がわるいそうで、どうしようかということになりました。で、考えた末、帰りに称名滝を見学していくことに。

室堂ターミナルでおみやげなどを買った後、称名滝まで移動。20分ほど歩いて滝見台まで行って、滝の水しぶきを浴びて涼んできました。私は大日岳の登山口までしか行ったことがなく、称名滝のすぐそばまで行ったのは初めてだったのでなかなかよかったです。