赤禿山テレマークスキー山行

新潟県の端っこにある赤禿山へ行って来ました。

平岩より山之坊集落へ上がり、除雪の終了地点に車を停めて歩き出します。しばらく林道沿いに進んだ後、赤禿山から大峰峠へ伸びる尾根に向かいます。夕方から天気が崩れる予報ですが、まだ天気は高曇りといった状態。右に明星山を眺めながら快適に登行します。雪は締まっていてツボ足でも大丈夫なほど。

頂上直下は尾根が細くなり、急になっています。スキーを履いたままでも左から巻けば登られるのですが、どうせ下りも快適に滑られないのでここだけ、スキーをデポしてツボ足で登りました。標高差で 20m ほどでしょうか。

途中ゆっくり3度ほど休憩して登りましたが、それでもまだ昼飯にするには早い時間に山頂到着。とりあえず、雪でベンチを作ってビールを開けます。展望はまことによく、かなり広範囲に見えていましたが、やや霞がかかったような天気のため写真撮影にはあまり良くありませんでした。また、山頂はかなり風が強く、枯れ葉が舞っていました。寒いので、昼飯は下で食べることにして早々に山頂を辞す。

スキーデポ地点まで戻り、シールをはがして滑走準備をしたら、いざスタート。が、登りでは締まっていた雪が日に照らされてかなり緩んで重い雪質に変わっています。それでも快適な林間滑走を楽しみます。途中知り合いの坂本さん(誰)のチームがカンジキで上がって来ました。上は寒いので下で宴会するつもりで途中に食料をデポしてきたとのこと。なるほど。

下って尾根が広くなると、そこは無木立のオープンバーン。本日のハイライトです。快適に滑り降りて、カンジキで同行のかみさんが降りてくるのをビールを飲みながら待ちます。

まだ時間が早いので、今の斜面をもう一本行くかということになり、シールを貼って再度登り返します。ビールが入っているので、登りがきつい。:p)

登り切るとちょうど坂本さんらも戻ってきて宴会の準備中。寄ってかれ、との言葉に甘えて宴会に混ぜてもらう。鍋やら、きな粉餅やら酒やらを頂きます。

その後、件の大斜面を滑り降り、そのまま尾根伝いに大峰峠まで下ります。あとは林道伝いに山之坊までスキーを走らせるのみ。

帰りに、北小谷の風吹山荘で、温泉につかり終了。

お手軽に結構楽しめる、赤禿山でした。そしてご馳走様でした。>スミレのみなさん