遭難救助訓練に行ってきた

昨日、今日と文部科学省 登山研修所へ遭難救助訓練に行ってきた。

昨日の午前中は、基本的な岩壁の登攀訓練。肩が思わしくなく長らくやっていなかったクライミングを久しぶりにやったので恐ろしかった。高所恐怖症なので。:p)

午後は、岩壁の途中で動けなくなった遭難者を救出する訓練。とりあえず、遭難者役をやったら、これまたかなり怖かった。自分では何もせずにほぼ垂直の壁をダッコやらオンブやらされて降ろしてもらうというもの。救助者はバッチマンノットを使って半仮固定状態で、アレコレ操作を行う。あとで自分でも試しみたが、バッチマンの巻き数が少なく、両手を離すと滑っていた。あぶないあぶない。

夜は、すき焼きを囲んで内臓の訓練(謎)。ホルモンをカリカリに焼いたのが人気。あと、揚げたてのススタケの天麩羅とか。朝起きたら信じられない数のビールの空き缶が。

今日の午前中は、遭難者搬送訓練。実際に山へ登って人を担いで降りてきた。途中、ザイルを使った引き上げの練習。遭難者を背負った隊員をゴボウで引き上げると4人いないと引き上げることができなかったが、滑車の原理を使うと2人でも吹き上げることが出来た。さらに、カラビナの代わりにプーリーを使うとなんと1人でも引き上げることが出来た。道具があるとかなり違うなぁと認識。もっとも通常はプーリーを持ち歩くことはまずないので、あるものでやるしかないわけですが。

昼飯を食って帰ってきた。