テレマークスキー山行@鍋倉山

長野県は、飯山の鍋倉山というところへ山スキーに行って来た。午前6時に集合して2時間ほどで登山口に着くことが出来ました。運転手が割りに飛ばし屋だったためか思ったより早く着きましたね。登山口には既に多数の山スキーヤーがいました。有名なコースだし、天気はいいし、昨日は雪が降ったばかりでまったくもって山スキー日よりでしたから。

さて、我々も準備をして出発です。スキー靴を履いてスキーにシール(クライミングスキン)を貼ります。が、ここで気がつきました。む、ザックにシールを入れた記憶がない。一応探すがありません。ガーン、シールを忘れました。

新雪が降ったばかりなのに、ツボ足でなんて歩けるんでしょうか。しかし、私1人、下で待っている訳に行かないので、とりあえずいけるところまで行くベぇということで、スキーをザックに括りつけ、ツボ足でスタート。

既にたくさんのスキーヤーが先行して、トレースはあるのでなんとか歩けるのではと思いましたが甘かった。おおむねすねの辺りまで潜ります。場所によってはフトモモまで潜りました。林道のショートカットを交えたアプローチの1時間でかなり疲れました。

いよいよ尾根に取り付きます。いっしょにきた仲間に気にせずに先に行ってくれといってあるので私一人、ごぼごぼもがきながら尾根をモクモクと登ります。

スタートして、4時間過ぎた頃、隣の尾根を下る仲間の姿が見えます。既に山頂に達し、宴会も終了して下ってきたのでした。お互いにコールし合い、もう少し登りふたつの尾根がひとつに合わさるところまで登ります。向うは下っていたのですが、登り返してくれました。標高でいうと 1150m あたりでしょうか。鍋倉山は標高1268mなので、もう少しで山頂です。しかし、私のペースではもう30分ほどはかかりそうな感じだったのであっさりここであきらめます。

仲間はすでに宴会済みなので、私一人でビールを開けます。聞けば仲間たちは2時間45分ほどで山頂に到達したそうです。私はここまで、4時間半ほど。ふはは、疲れた。よくまぁ、ここまでツボ足で上がったものだと我ながら感心しました。

ビールを空けたら、いよいよお楽しみの下りです。天気がいいのでかなり雪が腐ってきていますが、それでもツボ足での登りに比べれば天国です。結局休憩を入れたにもかかわらず、1時間もかからず登山口まで戻りました。

あとは、戸狩温泉で汗を流して帰って来ました。