朝日岳登山2日目

地元中学校の朝日岳登山の引率2日目です。3時に起床してのご来光登山は天気予報が絶望的に駄目だったので前日のうちに中止となり、朝5時までは寝ててもいいことになったので、5時25分まで寝ていました。:p)

食事が終わり次第、下山開始ということで6時15分頃には先頭を切って出発。雨は降ったりやんだりしていました。あいにくの天気のときはライチョウが見られる場合が多いのですが、今回も期待通りに夕日ヶ原上部で雌が1羽姿を見せてくれました。中学生大喜び。

先頭グループなので、鎖場等の難所も渋滞に巻き込まれることなくスムーズに通過。恵振山を越え、5合目まで下山したところで、怪我人が出たとの連絡が入りました。何でも転んだ拍子にひざの下をぱっくり切ったとのこと。とりあえず応急処置をして自力歩行できているとのこと。

そうこうしているうちに、最後尾を歩いている特別足の遅いチームから応援要請の無線が入りました。足が痛いとかいってあまりにも遅いので2、3人背負い搬送するので7合目まで上がって来いとのこと。2、3人とかなんかの間違いだろうと思いつつ、しょうがないので担当のチームを同行の先生に任せてチームを離脱して上に登り返します。

6合目上で足を切ったという女子生徒が一服しているところを通過。応急処置がうまく行ったようで歩行には支障がないので自力下山するとのこと。さらに進むと女の子を一人背負ってカズ(誰)が降りてきました。上にはまだ歩けないのがいるのでとりあえず先ほどの怪我をした女の子のところまで下ろした後、再度7合目まで登ります。で、カズ、カズキ、私の3人で交代しながら一番重い男子生徒を背負い搬送開始。本人の自己申告に寄れば60Kgとのことでしたが、どう見てももっとありました。なんとか6合目まで下ろしたところで、この男子生徒は急傾斜が怖いだけで、身体には特に問題はないということが判明。ならば、後から確保してやるだけでよかろうということになり、他の人にそれを頼みます。で、とりあえず、5合目まで下山。

5合目まで行くとちょうど、丸ちゃんが上がってきました。そこで、丸ちゃんを加えた4人で先ほどの足の痛い女の子の搬送開始。重い男子生徒に比べればずっと楽です。雨でずぶ濡れになりつつ、北又まで運び終えました。上部に残してきた特別足の遅いチームは足は遅いものの自力で降りられるということなので、再度登り返すことはせず、北又名物のソーメンを食べます。待っていると、最後尾のチームは朝日小屋を出てから8時間半かけて北又まで帰ってきました。とにかく、1人も死ぬことなく下山させることが出来ました。

夜は反省会という名の飲み会で大いに盛り上がりました。