2009-08-29 『破獄』読了 日記 先日買った、吉村昭の『破獄』読了。超人的な体力と才能で4度も脱獄を果たした無期刑囚、佐久間清太郎の物語。戦中戦後の混乱した日本という時代背景まで丁寧に描いてありました。最後はなんだか、北風と太陽みたいな感じ(何)でした。 破獄 (新潮文庫)posted with amazlet at 09.08.29吉村 昭 新潮社 売り上げランキング: 27420おすすめ度の平均: 驚く目と時代を見る目 破ろうとする者と破られまいとする者の行き詰る攻防戦! 驚嘆の男 現代の管理社会のストレスに通じる 最後の刑務所長の謙虚さが光る!Amazon.co.jp で詳細を見る 次は同じく吉村昭の『羆嵐』を読む予定。