三田原山スキー

三田原山の稜線

3月に、スキー場のリフト等を利用して三田原山へ行ってきましたが、今回は笹ヶ峰から登った分だけ滑るという山スキー本来のスタイルで行ってきました。今回の相棒も前回の白鳥山に引き続き、はっぱ隊長です。

笹ヶ峰の涸沢出合付近より出発。無風快晴のいい天気の下、しっかりザラメ化した雪面を行きます。涸沢に入り、一つ目の滝を小さく巻き、ふたつ目の滝を巻くところから沢を離れて尾根を行くことにしました。というのは、暑いのでちょっとでも木が生えていて日陰になるところを歩いたほうが楽だったので。最初はザラメだった雪が次第に重い湿雪に変わってきました。何日か前に降雪があったと思われます。斜面は白く凹凸もなくきれいです。まだ締まりきっていない雪のため、重く腐っているようです。3時間ほどで登れるかと思ったのですが、結局4時間近くかかって稜線到着。久々に妙高山にご対面です。登りは暑かったのでTシャツ1枚で登っていたのですが、さすがに稜線はそれなりに風があったりして涼しく、長居は無用ということで一滑りして高度を下げてからから大休憩です。

今回、海外通販で板を新調しており、その板の初滑りでもありました。新しい板は、ARMADA の JJ です。初めて履くロッカースキーです。果たしてうまく滑れるのか心配でしたが、なんということもなく滑ることができました。板の長さは175cm で、プロポーションは 126-136-115-133-123 というちょっと変わった板ですが、有効エッジ長が短いために見た目の長さ以上に小回りが利く感じでした。まぁ、これなら使えそうです。

昼食のあとは本格的に下ります。いつもとちょっとルートが違うせいか傾斜がきつめですが、きれいな斜面で結構快適に滑れます。途中から涸沢に入ったのですが、この辺りから雪が腐り初めて次第に難儀になってきました。下るにつれ気温も上がるためにどんどん雪質が悪くなり、次第に修行の領域に。それでも、これまで履いていた普通の板に比べると、ロッカースキーはまだしもマシな気がしました。やはりロッカーはいろいろな雪質に対処できるのかもしれません。もっとも肝心のパウダーは来年を待たねば試せないのですが。

スキーのあとは、今回初の試みで、妙高温泉の大湯(関川共同浴場)で汗を流してきました。この共同浴場、わずか200円で入ることが出来ます。地元の人向けの温泉ですが、なかなか味わい深い温泉でした。

例によって、はっぱ隊長制作の動画です。どんどん作品の完成度が上がっていっているようですね。素晴らしい。滑りはイマイチですが。:p)