元旦登山

稜線の雪庇

新年、明けましておめでとうございます。

毎年恒例の元旦登山ですが、今年も行ってきました。今年は久しぶりに負釣山です。登山口へ向かう三叉路に車を停めて9時過ぎに出発。メンバーは毎度恒例のF田女史、Y田さんのランナーコンビです。そしてO井君ら若い衆5人組です。

スタート地点での積雪は5、60cmほどでしょうか。林道を行きますが次第に雪が増えてきます。登山口まで約1時間のアプローチ。登山口付近での積雪は1m近くあったかもしれません。

昨年は膝を痛めていたために、8月に沢登りに行って以来の山行です。(多分。

登山口よりいよいよ本格的な登りとなります。2合目あたりは風が強く雪が飛ばされるようで、あまり積雪はありません。うっすら地面が露出している箇所すらあるほどです。私はここまではスノーシューでしたが、先行するO井君のチームのトレースがあるので、思い切ってツボ足に切り替えました。が、3合目を過ぎると次第に積雪が増えだして、たまにトレースを踏んでいてもときおり大きく沈むこともあります。7合目をすぎるあたりから雪庇の発達も顕著になり、尾根の右側を絡んで登ることが多くなってきます。ときおり見上げるような雪の壁が立ちはだかるようになってきます。

左に見える稜線と合流すれば頂上ですが、最後はかなり急な雪壁。スコップで壁を崩してルートを作ります。先行のO井君らが。:p) 結局スタートしてから4時間ほどで山頂に到着。

例年元旦登山は頂上にこだわらずに適当にお茶を濁すことが多かったのですが、今年はしっかり歩いて、登頂することが出来ました。これだけがっつり歩く元旦登山も珍しい。何しろ、風が強く休憩している間などなかったので登山口で一服した以外は行動食の補給すらなく山頂にまで行ってしまいました。山頂でも記念撮影しただけで、飯も食わずに下山しました。

下りも3合目付近から下は登りのトレースが風で吹き消されている状態で、なかなか飯が食えません。2合目からショートカットして登山口を経由せず林道に下りるルートを降りることになり、途中の無風地帯でようやく飯にありつくことが出来ました。

林道に出てからはのんびり下って、山頂から2時間半ほどで出発地点に戻りました。

なにしろ、今回は若い衆の活躍のおかげで無事に山頂を踏むことが出来ました。ありがたいことです。