重倉山偵察山行(結果的に)

滑走準備

八代山地の重倉山へスキーに行こうということで4人で出発。私は八代山地方面は初めてです。西野谷の集落のどん詰まりの除雪終了地点からスタート。天気が良かったので放射冷却だったようで雪面はカチンカチンです。シールで歩いていても硬すぎてやや不快な感じ。はじめは広かった谷も徐々に狭まってきて、その横を走っている林道を辿っているのですが、次第にその林道が斜めになってきます。林道を辿ると言うよりも斜面をトラバースしている感じです。カチンカチンの雪 面にエッジを効かせて慎重に歩きます。滑り落ちれば川にドブンです。

いよいよ、谷が狭まってきて重倉山へ行くには右手の台地に登らなくてはならない地点にまで来ました。案外急斜面で、難儀そうです。ここまで左岸をたどって来ましたが、右岸に渡って右岸の台地に上がって行ったほうがよさげに思えました。また、あたり一面は藪の少ない斜面でどこでも滑られそうなので特に重倉山にこだわることなく適当な斜面を上がってもいいいかという気持ちもありました。で、衆議一決、右岸の山へ上がることにします。滑るのに快適そうな斜面も広がっています。

が、この頃からカチンカチンだった雪面が緩み出しました。時間が経つにつれてどんどんグズグズです。今日の下りは修行の滑りになることが予想されます。同行の id:banch さんあたりはまだ上へ行きたそうでしたが、時間が経てばたつほどどんどん雪が悪くなると思ったので、私は一刻も早く滑りだすことを主張。結局標高700mの細尾根の適当な所で終了。すぐに準備をして滑り出します。出だしから滑りづらい雪ですが、上部はまだマシでした。下るにつれて雪はどんどん重くなり曲がりません。更に崩れやすく滑ったあとから雪崩出すような始末です。かと思うと谷筋の日陰になったあたりは朝と同様表面はクラストしており、中はモナカでこれまた曲がりません。どうにか林道まで出て一安心です。結局昼前には車に戻りました。

湯楽里館というところで温泉に入り、ミサ食堂の甘い味噌ラーメンを食べて帰路につきました。

結果的に重倉山方面の偵察山行のような形になりましたが、滑れる斜面はそこらじゅうにあるという感じでなかなかいいところです。次回は重倉山の山頂まで行ってみたいものです。

重倉山へ・・・ - はっぱの気持ち。。。 - Yahoo!ブログ に写真が沢山の記録がアップされています。

そして例によって、はっぱ隊長提供の動画です。

更に正式版が出たのでそっちも。